Nextsetポイント – ネクストセット・組織ワークフロー 編
Nextsetのポイントシリーズ
はじめに
Office365で利用できる、「ネクストセット・組織ワークフロー for Office365」 つきましてポイントを明記します。
主な要件の確認事項
- SharePointのページ構成
チームサイトと権限の設定 - ユーザについて
Office365のユーザ - 管理者について
SharePointページにアプリを配置する。
ひな形の種類について確認する。
基本的なセットアップは以下を参照のしてください。
ネクストセット・組織ワークフロー for Office 365 とは!?
3つのSharePointのページを作成します。
- Workflow Admin.aspx(「組織ワークフロー管理者用」 アプリを追加します。)
管理者が利用する画面になります。
※初期管理者以外でも利用可能にするには、以下で可能です。
組織ワークフロー管理者用>その他の設定>組織ワークフローアクセス制御
- Workflow User.aspx(「組織ワークフローの件数サマリー表示」「組織ワークフローのユーザ用アプリパーツ」 アプリを追加します。)
組織ワークフロー管理者用画面で基本的な設定をする。
組織ワークフロー管理者用画面>その他の設定>ユーザー連携設定
Office365のユーザアカウントと連携するには以下を設定します。
組織ワークフロー管理者用画面>その他の設定>CSVファイル
CSVにエクスポートした際にExcel読み込み時文字化けるするので、UTF-8–>Shift-JISにする。
組織ワークフロー管理者用画面>連携設定
Office365管理者アカウントのメールアドレスとパスワードを入力して、「設定の保存」を押します。
※「最新のOffice365情報を反映」をクリックすると、次の 0分時に実行されます。
その後、私の環境では、毎日2時30分ごろに実行されるようです。
組織ワークフロー管理者用画面>スマートフォン設定
通常のワークフローのWeb画面とスマートフォン用のURLもメールに添付します。
組織ワークフロー管理者用画面>申請書ひな型
ユーザに表示するひな型を作成します。標準でたくさんあります。

ネクストセットのワークフローの承認ルート設定について
ネクストセットのワークフローは申請書ひな形単位で、承認ルート1~10まで設定できます。また、項目の金額によって、承認ルートを変更できます。
承認ルート1~10の切り替えは以下のようにJavaScriptでコーディングする必要があります。
承認ルートは承認ルートビルダー・もしくはHTMLを直接コーディングできます。
- 承認者追加ボタンの表示
「申請者」と設定されているプロセスは、承認者を「追加」できるボタンを表示されます。 - 承認者追加(部署指定)ボタンの表示
確認中 - 承認者削除ボタンの表示
「申請者」と設定されているプロセスは、承認者を「クリア」できるボタンを表示されます。 - 承認者の指定条件
- 「承認者1」と設定されているプロセスは、「ユーザ情報>承認者1」が表示されます。
- 「メールアドレス = soumu_bucho@example.com」と設定されているプロセスは対象のメールアドレスが表示されます。
- 「部署1(事業所) = 総務部」かつ「役職(NOT条件) = 部長」と設定されているプロセスは「ユーザ情報」の部署1=総務部 かつ 「ユーザ情報」の役職が部長以外が表示されます。
- 編集可能項目
各プロセスで編集を許可する項目を設定できます。
このように設定すると承認ルートが設定されます。
また、ユーザ情報一覧に承認者1が設定されているため、自動でユーザが承認者1が設定されています。
マスター登録について
組織ワークフロー管理者用画面>その他の設定>CS
パソコン設置依頼の場合には事業部マスターが必要になります。
データはCSVファイルをインポートする方法しかなさそうです。
交通費精算のひな形はマスターが登録されていないので、グループ項目を設定していますが、マスターを利用したドロップダウンも可能です。
ネクストセット・組織ワークフロー for Office 365 とは!?
マスターを作成します。
フォームレイアウトビルダーで設定します。
以下のような感じにドロップダウンになります。
また、一度に4つの項目(1つは隠しフィールド)にも選択後、値を設定できます。
ネクストセット・組織ワークフロー for Office 365 とは!?
仮払申請(交通費精算連携機能)とは
確認中
印刷機能について
確認中
その他
- Rest APIでデータを取得したり、申請を作成したりすることが可能です。
- JavaScriptでプログラミングが可能です。
- 2つのコンボボックスの内容を連動(参照用マスターデータ利用)
-
マスターから情報を取得して各ボックスにセット(同期処理版)
動作確認
申請者のSharePoint>組織ワークフローのユーザ用アプリパーツ
仮払申請を選択して「新規申請」をクリックします。
項目を入力します。
申請ボタンを押します。
申請者のSharePoint>組織ワークフローのユーザ用アプリパーツ
以下のように申請がきます。
承認ボタンをクリックします。(回覧の場合は回覧ボタン)
Filed Under: Office365 • SharePoint